CG講座 P−Cat
P-Cat Ver.2.04 ・・・

第1講座 フォトショップ編

第2回 マスクを作成してみよう!

さてさて、主線レイヤーが出来たところでとっとと色塗りに入りたいとこですが、
ここはぐっ・・・と我慢して、後々の作業効率を上げる為 「マスク」を作成しましょう!

マスクを作成するのはとても面倒ですが、作っておくと後々便利です。
私は何度か面倒くさがって作らず作業を進めましたが、結局は作る羽目に陥りました。(笑)

マスク」って何のこと?

マスク」とは、画像上で保護された領域の事です。
「フォトショップ」では選択範囲として選択された部分の他はマスク(マスキング)
されて保護されます。つまり色付けしたい部分の選択範囲を作成するわけです。
「第1回 主線レイヤーを作ってみよう!」の、主線のみの選択範囲を作るとこで
すでに触れてますが、ここではもう少し詳しく説明してみましょう。
知っておくと、とっても便利な機能ですから、しっかり頭に叩き込んじゃいましょう。

マスクはどの部分をどれだけ作るかは、人によって、絵によってさまざまです。
実は私は、色を付けたい部分の選択範囲を作成するのではなく、色を付けたい
部分以外の選択範囲を作成します。つまり色を付けたい部分のマスクを作成します。
えっ?何?・・・・・とここで一瞬こんがらがってしまいそうですが、
モノは試し!解らないままでいいので先に進んでみましょうか(笑)。
こういう事は実際にやってみないと解らないものですから・・・。
やっている内に必ず解るようになりますよ!

さて、ここでは・・・・・・

人物全体




以上6つパートのマスクを作成します。
実際に肌の部分を例にとって、マスクの作成をして見ましょう!

前の講座で説明してある内容は詳しく説明いたしません。分らなくなった時は
下線のある文字をクリックしてください。以前の講座内容が別ウィンドウで開きます。)

肌の部分のマスクを作成してみよう!
・まずレイヤーとチャンネルがあるパレットを見て下さい。 図1の様になっていますね。 チャンネルのタブをクリックしてチャンネルを表示してください (図2)。
ブラック(K)が表示&選択されているのを確認して、次に
自動選択ツールで肌色の部分すべて選択して下さい。
・しかし、思ったように選択できない場合があります。
きっちりと閉じられていない場合です。多少の場合は
そのまま進めてもOKですが、思わぬほど広範囲が
選択されてしまう場合は、元の主線の閉じられていない箇所を (拡大ツールを使って)探してつなげてしまい
ましょう(図3)。

図3

・その作業が済んだら再度選択し、 選択範囲メニューで選択範囲を 「選択範囲の変更」→「拡張」で「拡張量」を 「2pixels」ぐらいに設定し実行後、 選択範囲を反転してください。
・次に選択範囲をチャンネルに保存します。
チャンネルパレットの選択範囲をチャンネルとして保存 (図5)クリックします。 図5 これでだいたいの感じで肌部分のマスクが出来ました(図6)。 しかし拡大してよく見ると細かい部分がまだ
十分ではありませんので、それを修正しましょう。
・まず「アルファチャンネル1」を選択し、ブラック(K)が
表示された状態(図5参照)にしてください。そして
拡大ツール (図3参照)をつかって画像を拡大し、
マスクを追加したい時は描画色に黒、マスク部分を
削りたい時は描画色に白を選択し(前回説明した
クイックマスク」と同じ要領) 修正していきます(図7)。 特に目の部分の白い部分と肌の境はエアブラシツールを使ってぼかすと良いでしょう (図8)。 図7&8

図1&2 すでに元の主線は選択範囲として保存してある
ので安心して変更してしまいましょう。
この時ブラシツールや鉛筆ツールを使って、色見本&ブラシパレットで、調度良い色&ブラシサイズを 選択(図4)して繋げます。

図4 図6 図9
・以上の作業で肌部分のマスクが完成しました
図9)。 完成したら、分かり易いようにアルファ
チャンネルの 名前を変更しておきましょう。
・この作業を繰り返して他の部分(人物全体・瞳・髪・
服・枕 )のマスクも作成します。

・すべてのマスクが完成した状態が図10です。

図10

ここでは分かり易いように、それぞれのマスクの表示色を変更してあります。 こうすると分かり易い上に楽しいですよね♪変更は名前の変更と同じ ダイアログボックスで出来ます。他に不透明度の変更も出来ますので色々試してください。



以上でマスクの作成は終わりです。でもこれもほんの1例です。
他にもマスクの作成の仕方はありますので、ソフトに慣れたら
自分にあった作成方法を探してみてください。